多重債務で困った時の対処法 身内に借金がバレないコツ・解決までの手順も解説!

こんにちは!もちぬんです。

この記事では、色々なところからお金を借りたけれど、返すのが難しくなってしまった「多重債務」の対処法について解説します。

家族や知人に借金で困っていることを知られたくないという方でも、この記事で解説する方法に沿って慎重に行動すればバレる可能性は低いです。

私が銀行員の時、困っているお客さんに教えたくても立場上話せなかった賢い返済の進め方やノウハウを全てお話しします。

もちぬん
もちぬん

私は多重債務にお困りの方の力になりたいと思っています。お金で困ったときは絶望的な気持ちになってしまうかもしれませんが、決してあきらめずに、一つ一つ解決していきましょう!

多重債務解決の方法は2種類

多重債務の解決のためにできることは、最終的に大きく分けて2つあります。

  1. 複数の借入を1つにまとめる
  2. 債務整理を行う

どちらも各々の状況にかなり左右されるところがあるので、まずは以下の手順でご自身に合った方法を考えていきましょう。

借入の状況把握

まずは、借入の状況をしっかりと把握しましょう。下の5つの項目を確認してください。

もちぬん
もちぬん

苦しい時は現実を見たくないですよね…

ひとつずつ乗り越えればちゃんと解決に近づくので、一緒に頑張りましょう!

  1. どこの会社から総額いくら借りているのか
  2. 返済残額はそれぞれいくらか
  3. それぞれ金利は何%か
  4. それぞれいつから借入を始めたか
  5. 延滞したことはあるか

返済の状況把握

次に、今の返済の状況を確認します。AとBどちらに近いですか?

A
  • 苦しいけど毎月支払いはできている
  • 督促状が送られてきたことはない
  • 何度か引落しに間に合わないことがあったがその後届いた振込書等の期限内に支払った
B
  • 支払いを延滞・滞納していて、借金を返すために借金をしている
  • 督促状等の支払いを促す書面や電話が来る
  • クレジットカードが突然使えなくなった

Aの方は、後述する方法1で解決できる可能性が高いです。

方法1へ

Bの方は、これ以上一人で抱え込まないでください。

方法2でご紹介する専門家の力を借りてお金の悩みを解決しましょう。

解説の前に、⬇︎をクリックして督促状の内容について確認してください。

督促状の内容の確認

バレないための注意点(バレる危険大)

督促状は書面で送られてくるので、ここで家族など同居者にバレる危険があります。

ほとんどの場合「親展」で送られるので、同居者に勝手に封を切られることはないでしょう。

もし電話が何度かかかってきているようなら、書面が届く可能性があることを念頭においてください。

督促状は、支払いを複数回滞納すると送られてきます。

督促状や催告書(通知書という名称が使われる場合もあります)は内容証明郵便で発送されていることが多く、見た目も普通の文章と異なります。

内容は、借入の詳細と返済がないこと等の現状報告に加えて「◯月◯日までに残額を一括で返済するよう要求する」等と書かれています。

代位弁済を行うと言われた場合

「代位弁済」の手続きをとると通知された場合は、無視したり放っておいたりせず、すぐに行動しましょう。

督促状や通知書などの書類に、「返済が不可能な場合は保証会社に債権が移る」というような文言があるかどうかを確認してください。

保証会社付きのカードローン等の場合、金融機関はお客さんからお金を返してもらえなくなった際に、保証会社にお金を請求できる仕組みになっています。

これは、お客さんの借入がなくなったわけではなく、お金を返す先が保証会社に移るということです。

その上、契約時に取り決めてある「遅延損害金」が上乗せされるため、それまでよりも多い金額の返済を求められます

最終的に返済不可能となった場合、最悪の場合財産の差し押さえまで至ることもあります

方法2へ

対処方法の解説

方法1 複数の借入を1つにまとめる

この方法は自分一人で多重債務の解決を目指せる方法で、身内にバレる危険性は低いです。

バレないための注意点(バレる危険小)

金融機関とのやり取りの仕方に注意すれば、身内にバレる可能性は低いです。

  • 書面を自宅に送付しないよう担当者に依頼する
  • WEBで申し込みできる金融機関を利用する

地元の金融機関を利用すると、店舗にいるところを目撃されてバレるリスクが想定されるので、WEBで申し込みできる金融機関をお勧めします。

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おまとめローンとは

借金を返したいのにまた借金するの!?と思うかもしれませんが、借入を1つにまとめることで様々なリスクを回避できます。

おまとめローンのメリット
  • 複数の貸金業者からの取り立てがなくなる
  • 余計な金利を抑えられる
  • 複数のローンでの事故記録を残さずに済み、信用情報に傷がつかない

カードローン等は金利が高く、毎月きちんと返済を続けてもなかなか元本(もともと借りた金額)の返済が進まず、延々と利子ばかりを支払い続けているというケースが多いです。

そのため、返済先が多いほどムダに支払う利子も多くなるというわけです。

そこで、おまとめローンを利用して、以下のように借金を1つにしてしまいます。

  1. 今借入している各社のローン残額を合計した額のおまとめローンを組む
  2. おまとめローンで借りたお金で複数ある借金を全て完済してしまう
  3. おまとめローン1つのみ返済する

カードローンやキャッシングよりもおまとめローンの方が金利が低いので、毎月コツコツ返済を進めれば必ず完済できるでしょう。

ローン一本化のための準備

返済予定表・残高証明書の取り寄せ

おまとめローンで借りたお金で今の借入を完済してしまうので、今の借入は全て「一括返済」することになります。

そのため、現在借り入れている金融機関に問い合わせて、返済予定表もしくは残高証明書を取り寄せましょう。

問い合わせ窓口等に「一括で返済したいから今の残高がわかる書類が欲しい」旨伝えれば大丈夫です。

おまとめローンの申し込み

WEBで完結できる金融機関がお勧めですが、普段利用する金融機関でも問題ありません。

本人確認書類や所得証明(源泉徴収票でも可)などの提出が必要になるので、あらかじめ準備しておくとスムーズです。

最大の借入可能額・最長返済期間が決まっています。毎月の返済額についてはその範囲内で、毎月返済に充てても生活が苦しくならない程度にしましょう。

また、現在の借入の一括返済の流れについて、あらかじめ担当者と相談して準備を進めておくと良いでしょう。

必ず「おまとめ」できるローンにすること

借金を1つにまとめれば良いからといって、他の金融機関のカードローンやキャッシングでまとまった金額を借りるのはNGです。

これでは金利が高いままで、借入をまとめる意味がありません。

必ず「他社ローンのおまとめもOK」というローンを選んでください。

仮審査・本審査

金融機関側で審査の手続きが進められます。

金融機関やローン商品によっては仮審査がない場合や、手続きの流れが異なることもありますので、担当者の指示に従ってください。

審査が完了すると連絡が来ますので、スマホなど自分だけ利用する連絡先を伝えておけば心配ないでしょう。

万が一他の人が電話を取ったとしても、金融機関は本人以外に取引の内容を話すことはないので安心してください。

契約

審査が通ったら書類で契約を結びます。

この時、毎月の返済額や返済のルールなど重要事項の説明があるので、わからないところは確認して、納得した上で契約のハンコを押しましょう。

各借入先のローンを完済する

これまでの借入を一括返済します。

各社の一括返済の手続きを進めましょう。できれば、おまとめローンの融資金が振り込まれたら、一両日中に全て終わらせるくらいの勢いでやっつけたいところです。

完済するのが早ければ早いほどムダな利子を払わずに済みます。

カードローンやキャッシングの場合、完済してもカードが使えなくなるわけではなく、また利用することができます

誘惑に負けてせっかく減らした借金を再び増やしてしまわないよう、カード自体を解約してしまうことを強くお勧めします。

これで借入先は1つになり、無駄に利子を多く支払う必要もなくなります!

毎月コツコツ返済を頑張りましょう!

どの金融機関からも融資を断られたら

いくつかの金融機関のおまとめローンに申し込んだけど、どこも審査が通らないという場合は、すでに信用情報機関に事故記録が登録されてしまっている可能性があります。

残念ですが、この場合はおまとめローンを組むのは難しいです。諦めずに、速やかに方法2へ作戦を変えましょう!

方法2 債務整理を行う

債務整理は法的に借金問題を解決する手段です。債務整理を行うには法律の専門家の力を借りる必要があります。

債務の減額や免除、支払い期間の調整など複数の手段があるので、専門家と相談の上、どの手段を取るかを決めましょう。

債務整理の相談は【アース司法書士事務所】がお勧め

とにかくお客さん第一の【アース司法書士事務所】は費用面も安心して相談できます!

  • 24時間365日無料相談メール受付
  • 全国対応・全国出張面談可能
  • 業界トップクラスの低料金かつ明快な料金体系
  • 依頼時に報酬確定・依頼後の追加報酬なし
  • 相談料・着手金はゼロ
  • 費用の分割支払い可能

では、簡単に債務整理の種類について解説します。

任意整理

債権者(貸金業者や金融機関などのお金を貸している側)と話し合い、合意によって毎月の返済額や利子などを調整する方法です。

任意整理が成立した後の利子はカットされるため、無理のない返済を目指すことができます。

話し合いなら自分でできるかも…と思われるかもしれませんが、債権者が取り合ってくれなかったり、合意まで辿り着かなかったりすることが多いので、専門家に依頼して間に入ってもらうのがベストです。

個人再生

個人再生(民事再生)は、借金を最大90%減額して、残った借金を3年~5年かけて返済していく方法です。

手続きをするには裁判所を通す必要があり、裁判所とのやりとり等は法律の専門家が行ってくれます。

下記の自己破産と異なり、財産を残すことができます

自己破産

自己破産は破産申立書を裁判所に提出し、免責許可をもらうことで借金を無くすことができる方法です。

借金をゼロにできる代わりに、車やマイホーム等の資産価値があるものは手放さなければなりません。

ですが、自己破産をした人の最低限の生活は保証されており、家財道具などの生活用品は差押え禁止と決まっているため手放さなくて済みます

また、一部の職業に就けないこと、旅行等の制限が一定期間発生します。

債務整理をしたらどうなるか

信用情報に事故履歴として登録される

個人信用情報機関に、「過去に債務整理を行った」という記録が残ります。

そのため、新しくクレジットカードを発行する・ローンを組む等の取引は5年から10年は不可能になります。

利用中のクレジットカードの解約

持っているクレジットカードは自動的に強制解約となります。

スマホの分割購入ができなくなる

携帯ショップ等でスマホを購入する場合、分割での購入ができなくなります。

スマホの分割払いにも信用情報の照会が行われるため、最低でも5年は分割払いでの購入は不可能になります。

現金での一括購入は可能です。

借りたお金を返すのが難しくなってしまった時にしてはいけないこと

借金を返すための借金をする

借入先が多くなるほどその分利子が発生し、返さなければならない総額が増えてしまいます。

一時の返済は乗り越えられても、返済額は減るどころか増えてしまい、完済が遠のいてしまう結果になります。

先送りにする・無視する

人間には、とても困った状況に陥った時、逆に普段通りに行動しようとする働きがあります。

銀行員時代、なんとかなる・そのうちどうにかなると目を背けているうちに手遅れになってしまう方を多く見てきました。

家や職場まで督促の電話がかかってきたり、実際に金融機関の職員が訪問してくることもあるので、身内にバレたくないと思われるようでしたら、すぐに行動しましょう。

一つ一つ整理して行動すれば、大きく見える問題でも必ず解決していくことができます。

まとめ

この記事では、多重債務の解決方法について2つ解説しました。

方法1 おまとめローンを利用する

方法2 債務整理を専門家に依頼する

様々な事情があり、苦しい状況に陥ってしまうことは誰にでも起こり得ます。

諦めずに行動して、自由で充実した生活を手に入れましょう!

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