塊根植物の実生を始めるのに最低限必要なもの3つ|費用を抑えて実生を始めるコスパ最強グッズレビュー

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管理人のもちぬん(@mochinunblog)です。

くま
くま

見守り担当、くまだよ

お洒落なインテリア好きの人やコアな植物好きの人たちの間でブームになりつつある塊根植物。

大きく育った株を買ったり、種子から育てたり、植物の入手の仕方は様々です。

この記事では、塊根植物やアガベなどを種子から育てる実生について、なるべくコストをかけずに始める方法についてお話しします。

各種植物の育て方はこちらの記事で詳しく解説していますので、ご参考になさってください。

実生を始める時に最低限揃えるものは鉢、土、トレイの3つ

実生を始めるための道具は、身近なもので用意ができます。

とりあえずこれだけあれば大丈夫というものは以下の3つです。

  1. 腰水ができるトレイなどの容器

以下からは私がよく使用しているおすすめのものをご紹介します。

プラスチック製の小さめの鉢

種子を蒔くときは、6㎝×6㎝のプラスチック製の鉢を使用しています。

お洒落な陶器の鉢や鉄製の鉢など、ついついこだわったものを使いたくなってしまいますが、種まきの時点では固く形状の変わらない鉢を使用するのはおすすめしません。

その理由は、種子が発芽して、ある程度大きくなった時に植え替えをする必要があるからです。

こちらは、先ほどのプラ鉢に11個の種子を蒔き、寄せ植えを解体している時の様子です。

根っこ同士が絡まっているため、植物本体を無理やり引っ張ると、せっかく伸びた根っこが切れてしまいます。

そのため、このようにプラ鉢ごと揉んで土をほぐし、鉢からまとめて取り出します。

種まき時の鉢にプラ鉢が適しているのは、このように手で押して形を変えられるからです。

また、多くの塊根植物やアガベは「腰水」と言って、鉢ごと水に浸ける方法で給水をします。

鉢の外側に汚れがついてしまうので、最初はお気に入りの鉢ではなく、安価で使い捨てできるものが良いです。

種まきをする土は、肥料分を含まない土を使用します。

表面にはバーミキュライトなどのふわふわとした柔らかい土を使用します。

発芽したての柔らかい根っこが土に潜り込んでよく根を張るようになります。

鉢の中には多肉用の土など水捌けの良い土を使用すると良いです。

ある程度育ってきてからは、こちらの用土を使用しています。

この土のいいところは、粒子が崩れにくいこと。

押すと潰れてしまうようなやわらかいタイプの赤玉土は入っていないので、土が潰れて泥状になり、根腐れするリスクが軽減できます。

それぞれの特徴はこちらの動画でお話ししています。

育苗ポット

パキポディウムなどの塊根植物は、発芽するのに湿度が必要です。

鉢にラップをかける方法もありますが、色々試した中でおすすめの方法は、育苗ポットを使用することです。

外側のケースと土を入れるポット部分に分かれていますが、ポット部分は使用せず、播種した鉢をケースに入れて、カバーで覆って使っています。

十分湿度が上がりますし、「発芽した芽がラップに当たって倒れてしまった」なんて事故も防げるので便利です。

こちらの動画でも使い方を解説していますので、ご覧ください。

セリアのトレイ

小さい1号鉢をまとめて腰水する時にとても便利です。

各種サイズがあるので、置き場所に合わせて選べるのも良いです。

ひとつ100円というプチプラなので、実生にはまって植物が増えちゃった!なんて時でも気軽に追加できます。

本来の用途はキッチン整理用のようなので、キッチン雑貨コーナーにあります。

こちらの動画でもサイズ感や収納できる鉢の数について解説しています。

実生は長く楽しめる、奥深い趣味

植物の種類によって成長が爆速だったり、ものすごくゆっくりだったり、個性的で面白い植物を丁寧に育てていく実生は、いろいろな楽しみ方ができる趣味のひとつです。

植物の世界は奥深いですが、自分なりの楽しみ方を見つけて新しい趣味を始めてみませんか?

今回の記事は以上になります。わからないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせフォームやもちぬんのTwitterにお気軽にご連絡ください。

YouTubeでは今後も植物の紹介や、完全室内実生の挑戦について発信していきますので、チャンネル登録していただけると励みになります!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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