センナ・メリディオナリスの育て方|実生で種から育てる方法|調子が悪くなった場合の対処法も解説

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管理人のもちぬん(@mochinunblog)です。

くま
くま

見守り担当、くまだよ

今回の記事では、今人気のセンナ・メリディオナリスを種から育てる方法についてお話しします。

センナ・メリディオナリスは光に反応して葉っぱが閉じたり開いたりする特徴があります。

暗くなって葉を閉じている姿は、まるで眠っているようで可愛らしいですよ。

発芽までの日数や管理方法、発芽・健康な生育のための水やり、根腐れの予防に関する注意点についてもお話しします。

センナ・メリディオナリスが葉を開く瞬間の様子を収めた動画もあるので、ぜひ最後までご覧ください!

この記事を読むとわかること
  • センナ・メリディオナリスの生育過程
  • 不調の時の対処法
こんな方におすすめの記事です
  • センナ・メリディオナリスを種から育てたい方
  • 実際にセンナ・メリディオナリスが動く様子をみたい方

センナ・メリディオナリス(Senna meridionalis)の育て方|生態・基本情報

センナ・メリディオナリスはマダガスカル南西部の沿岸地域が原産なので、とても温暖な気候を好む性質があります。

葉を落として休眠している間でも、鉢自体を暖めてあげたり、ごくわずかの水をあげたりした方が健康に育つようです。

センナ・メリディオナリスの基本情報
原産地マダガスカル南西部Toliara
属名マメ科・センナ属
成長期夏(夏に成長する)
休眠期冬(寒さに弱い)
日光とても必要
発芽しやすい条件高温多湿にすること
実生の難易度簡単

ある程度大きくなるとこのような姿になります。

センナ・メリディオナリス 種まきから発芽までの様子

なぜか横に伸びていくセンナ・メリディオナリス…

センナは発芽してからの成長が爆速すぎて、本当にあっという間に大きくなりました。

水の管理に気をつければ実生でも育てやすいので、この記事を参考にぜひチャレンジしてみてください!

種まき前の下準備

マメ科の種子は初めてでしたが、けっこう殻が固かったです。

播種前の浸水については、こちらの記事でご紹介しているとおりです。

なんとなくカビの心配は少なそうですが、念のため。

下準備に使用している薬品類は以下の2つです。

センナ・メリディオナリスの種まき方法

播種日は8月20日です。

土の消毒方法はこちらの記事と同様に行なっています。

今回は種子の大きさが比較的大きかったため、1号サイズのプラ鉢に植えました。

覆土はせず、土の表面に置くのみです。

高温多湿にするため腰水で管理し、こちらの育苗ポットのカバーを使用して覆いました。

センナ・メリディオナリスの発芽の様子

種子の殻を乗せたままぐんぐん伸びる

発芽日は8月22日です。

どこから芽が出るのかなと楽しみにしていたら、予想の斜め上の発芽の仕方で面白い。

芽が出たと思ったら、数時間後にはにょーんと伸びていて、発芽からの成長速度は過去一番に早いです。

発芽までに行ったこと

高温の環境を作るため、カバーで覆ったまま日中の暑い時間帯に一時的に屋外に置いてみました。

完全室内実生では、高温の環境を作り出すのが難しいです。

夏場の暑さを利用して発芽させるためには、虫が入らないようカバーを使用するなど対策をした上で屋外に少しだけ出しておくのも良さそうです。

センナ・メリディオナリスの調子が悪いときの原因と対処法

不調のセンナ・メリディオナリス
調子を崩したセンナ・メリディオナリス

実生で育ててきたセンナですが、発芽から1ヶ月頃と、腰水をやめて通常管理をしてから1ヶ月半頃の合計2回、調子を崩しています。

成長具合と時期、水の与え方によってそれぞれ原因と対処法が異なるため、状況に合わせて対処しましょう。

こちらの記事で詳しくお話ししています。

まとめ

今回の記事では、センナ・メリディオナリスの実生の経過、調子が悪くなった場合の原因と対処法についてお話ししました。

マメ科の植物の丸い葉っぱが開いたり閉じたり…まさに植物も生きていることを実感させてくれるかわいい株です。

今回の記事は以上になります。わからないことなどありましたら、お気軽にお問い合わせフォームやもちぬんのTwitterにお気軽にご連絡ください。

YouTubeでは今後も植物の紹介や、完全室内実生の挑戦について発信していきますので、チャンネル登録していただけると励みになります!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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3 COMMENTS

tomo

突然のコメント失礼します。
センナの実生に挑戦しようと思い、色々なブログで育て方を調べていたらもちぬん様のブログに辿り着きました。読みやすくてとても参考になるので全記事を拝見しました。またYouTubeのチャンネルも、とても簡潔でポイントがまとまっていて勉強になりました。
もし差し支えなければお答えいただけると助かります。もちぬん様の記事を参考に、センナを腰水蓋付きで播種したところ、高い割合で発芽させることができました。しかしその後は(発芽から10日前後)、ひょろひょろになったり、倒れてしまったり、双葉がしおしおになったりと上手く育ちません。腰水は続けるとして、発芽後は蓋をはずしたほうがいいのでしょうか? はずすとしたらどれくらいに成長してからはずすのが良さそうでしょうか?
突然の質問で恐縮ですが、お時間のあるときにご回答いただけると嬉しく思います。よろしくお願いします。

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アバター画像 もちぬん

tomo さま
コメントありがとうございます!
ブログもYouTubeもみてくださり、とっても嬉しいです。心から感謝いたします。

「センナの発芽に成功したけれども、倒れたり双葉の元気がなくなる」ということですね。
私の場合ですが、センナの種子の殻が外れて、双葉が水平に開いたら蓋を外しています。
センナはどんどん縦に伸びていくので、根っこを張るスピードが追いつかず、てっぺんの双葉の重さに耐えられずに倒れる株も出てきてしまいます。
その場合は、根っこを傷つけないように、つまようじやピンセットなどで土を掘り下げて、茎部分を少し深めに埋めてみてください。
倒れる株の対策としては、支柱代わりに園芸用ネームプレートに寄りかからせてあげるのも一つの手段です。

また、まだ幼苗のうちは粒子の細かい用土を使用すると根張りも良くなると思います。
バーミキュライトや土の粒ひとつひとつが小さめのものがおすすめです。
いわゆるパワータンク(幹の部分のボコっと膨らんでいるところ)が大きくなってきたら、逆に水のあげ過ぎに気をつけていくイメージです。

センナはちょっと難しいところがあっていまだに私も苦労しています(汗)
tomoさまのセンナが元気に育ってくれるよう願っております!

また何かご不明な点などありましたら、お気軽にコメントやTwitter、YouTubeどれでもご連絡いただけましたら必ずお返事いたします!
今後ともよろしくお願いします。

返信する
tomo

もちぬん様
早速のご回答ありがとうございます。通りすがりの質問者なのに、丁寧にお答えいただけて感激です。しかも知りたい情報が満載の内容でめちゃくちゃ助かります! 蓋の外しどきと、倒れた際の対策はまさに今知りたい内容でした。参考にさせていただきます。 今回初めての実生だったので、いろんなブログとYouTubeを探し漁ったのですが、もちぬん様のコンテンツが一番わかりやすく、ためになりました。最新動画の、実生にこだわる理由も、とても共感できる内容で、興味深く拝見しました。
これからも更新楽しみにしていますので、新しい動画やブログ待っております!

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